東カレとギンザの共通項は世田谷?
- Fabcomm
- 2020年3月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年7月17日
今月19日、ダイタリアがオープン1年を迎えます。
「地域の社交場、街に寄り添うコミュニティーの場となるイタリア食堂」というコンセプトが、思いのほか早く浸透しているように思えます。

昨年末から今年初めにかけて「世田谷」、「羽根木」をテーマにした取材が2本。
どちらも地域の特性をフックに特集を展開しています。

東京カレンダー3月号では、上質な大人たちがゆったりと素敵な時間を過ごしている店、日々を豊かにする世田谷の話題店、などオフの充実がテーマ。
住宅地の合間に小さな繁華街が点在する世田谷ならではですね。

ダイタリアは高級食材より新鮮食材という切り口で紹介いただきました。
フードジャーナリストなどの食のプロ、ファッションや音楽の仕事でヨーロッパの美味しいものを食べなれている方たちが、ホッと一息つきながら自宅近所でオフの時間を過ごす。
オープンに際し考えていたコンセプトのような楽しみ方をされているお客さんがほとんどです。
旬の新鮮な食材を「これ美味しいからこのようにして食べたらいかが?」と提案するシェフのセンスをよしとする方々が自然に集まり、横の連帯感もうまれたりしています。

GINZA 3月号では、「Mame Kurogouchi (マメ)」のショップオープンに際してブックインブックで羽根木特集が組まれました。

デザイナーの黒河内真衣子氏の日常を豊かにする11軒お店の1軒として、紹介いただきました。
オーナーがダイタリアによく来ていただくお店も掲載されていたり、地域の繋がりを感じる記事でした。
住宅街なら「地域の社交場、街に寄り添うコミュニティーの場となるイタリア食堂」というコンセプトがササるのでは・・と考えたわけではありません。
シェフがこの街に数年住んでいる中で感じたこと、「この街にはどのようなことが必要なのだろうか・・・」を考え、それを基にうまれたコンセプトです。
結果、周りの方々に理解や賛同をいただけました。
「羽根木の街に寄り添う食堂」を考えた時、次はどんなことができるか思案中です。
執筆者:草間由紀
【市場拡大・新市場開拓・課題解決のブランディング&PR会社 ファビュコム 社長の問わず語り】
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